香港ディズニーが2年連続で赤字、業績左右したのは中国人客だった―中国メディア

BRIDGE    2017年2月22日(水) 17時20分

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香港ディズニーランド・リゾートの2016年度の赤字額が前年度から2000万香港ドル以上拡大したことが、20日発表の業績報告から分かった。写真は香港ディズニーランド。

香港ディズニーランド・リゾートの2016年度(15年10月-16年9月)の赤字額が前年度から2000万香港ドル(約2億9200万円)以上拡大したことが、20日発表の業績報告から分かった。

澎湃新聞が同日付で報じたもので、16年度は1億7100万香港ドル(約24億9500万円)の赤字を計上。中国本土からの入場者が219万6000人(延べ人数。以下同)と20%減ったことが響いたと見られている。全体の入場者数は10%減の610万人。地元市民の入場も約238万人と10%減った。ただ、入場者1人当たりの消費額は7年連続で増え、16年度は4%の伸びを示したという。

2005年に開園した香港ディズニーは黒字転換がなかなか果たせず、業界からは「敷地が狭く、観光客を誘致する力に欠ける」との声が上がった。12年度にようやく利益が出たが、15年度は再び赤字に転落。背景には本土客の急激な減少があり、15年度の本土からの入場者数は約280万人と前年度比で80万人以上縮小、16年度はさらに60万人減る結果となった。(提供/Bridge・編集/Yamaguchi)

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