2013年までに月面に着陸し探査、総指揮者が計画明かす―中国

Record China    2008年3月7日(金) 19時54分

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6日、中国の月探査活動の第2期である「月面着陸プロジェクト」が進められており、専門家による月面探査機の開発研究、シミュレーションも行われていることが明らかにされた。資料写真。

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2008年3月6日、北京晨報によれば、月面探査プロジェクトの総指揮者の葉培建(イエ・ペイジエン)氏がインタビューに答え、中国の月探査活動の第2期プロジェクトである「月面着陸」プロジェクトがすでに始まっており、専門家による月面探査機の開発研究が進められていることが明らかにされた。

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葉氏によれば今年8月、月探査衛星「嫦娥1号」は2度目の月食期間に入り、電力の補給ができなくなる。蓄電池の性能は当初よりも落ちているが、月食までに充電する電力で問題なく稼働できるとし、嫦娥1号の寿命が予定よりも延長されるかもしれないという。

また計画では、月周回軌道探査が完了後、間もなく「月面着陸プロジェクト」に入る。葉氏は、プロジェクトの研究開発はすでに開始されており、月面着陸の具体的な計画時期については、関係部門との協議により決定されるが、2013年までには実行され、月面探査機が月面に着陸して調査を行うという。月面探査機のシミュレーションもすでに始められているとのことだ。

葉氏によれば、着陸地点についてもすでに選考が進められており、これまでの調査で、地形やエネルギー補給(太陽光)などの条件から、5か所が着陸地点の候補に挙がっているという。(翻訳・編集/岡田)

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