ミャオ族はハデ婚がお好き?4日4晩に渡る盛大ウェディング―広西チワン族自治区

Record China    2008年3月8日(土) 14時49分

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2日、広西チワン族自治区融県にある少数民族・ミャオ族の村で、4日4晩にわたって行われた盛大な結婚式がレポートされた。経済発展著しい中国だが、今でも各地に伝統的な風俗が残っている。

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2008年3月2日、広西チワン族自治区融県にある少数民族・ミャオ族の村で、4日4晩にわたって行われた盛大な結婚式がレポートされた。

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式の最終日にあたるその日は、すでに新郎の家で暮らし始めた新婦を、実家へ里帰りさせる日。新婦の親族たちが「姑娘(クーニャン)樹」と呼ばれる1株の木を持って、新郎の家へ新婦を迎えに行く。この時、新郎の一家は最高のご馳走をもって新婦の親族をもてなさなければならない。そして両家の代表者がミャオ族伝統の歌を歌いあう。歌の題材は、人生を賛美するものや命や愛情の尊さ、新婚夫婦の幸せなどさまざまだ。

新婦が実家へ戻る準備が整ったら、新郎の一家はつぶしたまるごとのブタ、1000個以上ものアヒルの卵、300匹以上もの魚、200kg以上のもち米、何箱にも詰められたお酒や果物など、ありったけの土産を持たせる慣わしになっている。また、新郎の友人たちは、新婦側が持ち込んだ「姑娘(クーニャン)樹」にたくさんのご祝儀を結び付けて新婦の実家へ贈る。こうして、新郎は新婦の実家に謝意を表すのである。

上昇気流に乗る発展途上国家として目の覚めるような経済成長を遂げる中国だが、広い国土の片隅には、こうした伝統的な風俗がそこかしこに残っている。(翻訳・編集/愛玉)

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