<北京五輪>がんばれ!野球代表チーム「メダル無理」、“一点でも多く”ひたすら練習の日々―中国

Record China    2008年3月6日(木) 23時57分

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5日、中国野球代表チームの宋平山監督が「血を吐くほどの練習を積んでもメダルには手が届かない」と、代表チームの実力について率直に語った。写真は中国代表チーム。

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2008年3月5日、青年報によれば、中国野球代表チームの宋平山(ソン・ピンシャン)監督が「血を吐くほどの練習を積んでもメダルには手が届かない」と、代表チームの実力について率直に語った。

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北京オリンピックの野球に出場するのは8か国。中国代表チームは現在世界10位前後の実力。現在アジアでは日本、韓国、中国台北に続く4位のため、オリンピック開催国でなければ出場すら難しかったと宋監督は話し、地元でのオリンピックだけに、ひどい試合にだけはしたくないと、代表チームは一点でも多く、一勝でも多く勝ち取りたいという思いで、ひたすら練習に励み、対策を練っているという。

代表チームは1月から2月にかけて旧暦の年末年始も返上して、日本の沖縄で強化キャンプを実施。日本のクラブチームや韓国のプロチームなどと3試合の練習試合も行った。いずれの試合もオリンピックのレベルとはほど遠いものの、中国代表チームは韓国プロに敗れ、2勝1敗。

代表チームは中国に帰国後、いっそうの練習を積み重ねている。練習は主に基礎訓練で、チーム全体の底力を上げるのが狙いだという。1日の練習時間は5・6時間で、4日おきに1日のオフを設けているという。「短時間で集中して練習をしているが、疲労は相当なもの」とチーム最年長(31歳)の張玉峰(ジャン・ユーフォン)選手は話す。

200年の歴史を持つアメリカ、100年の歴史を持つ日本と比べ、中国の野球文化は80年代に始まったばかり。競技人口も設備もまだまだという状態だ。(翻訳・編集/岡田)

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