中国で奇妙な強盗事件発生、気を失っていた男の子が予想外の真実を語りだす―江蘇省

Record China    2017年2月16日(木) 17時20分

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14日、中国・現代快報は江蘇省泰州市で起きた奇妙な強盗事件について伝えた。写真は中国の小学校。

2017年2月14日、中国・現代快報は江蘇省泰州市で起きた奇妙な強盗事件について伝えた。

今月10日、同市に住む男性が自宅に戻ると、ドアは開いたままで家の中は物が散乱し、11歳の息子が玄関の近くで倒れていた。息子は目を覚ますと「強盗に襲われ気を失った」と話し、父親はすぐに警察に通報し息子を病院に連れて行った。

男の子は、母親がカギをドアに差したままで外出したため強盗に侵入され、強盗ともみあいになりなぐられて失神したと語ったが、警察が現場を6時間以上捜索しても家族以外の足跡や指紋は発見できなかった。男の子は「犯人は手袋をしており土足のまま侵入した」と警察に説明したが、徐々にぼろが出始め、ついには「僕がつくった話です。僕が皆さんをだましていました」と告白した。

うそをついた理由について男の子は、「遊ぶのに夢中になり新学期目前になっても冬休み(中国は旧正月前後が冬休み。今月13日ごろから新学期)の宿題を終わらせていなかった。先生に怒られたくないため、日ごろよく読んでいた探偵小説からヒントを得て自作自演の強盗事件をでっちあげた」と話し、宿題を破り捨て強盗のしわざとうそを言ったが、徐々に怖くなり打ち明けたという。(翻訳・編集/内山

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