2008年3月5日、陝西省のニュースサイト「華商網」が伝えたところによると、陝西省西安市で外国人観光客が乗った観光バスが、爆発物を持った男にバスジャックされた。警察は必死に人質の解放を説得したものの男は拒否。結局、男は射殺され、人質は全員救出された。

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5日午前9時52分、西安市の鐘鼓楼広場で外国人観光客とガイドを乗せた大型観光バスが爆発物を所持した男に乗っ取られた。犯人は外国人らを人質に警察との話し合いを要求。現場に駆けつけた警察や公安関係者らが人質の解放を求めたが、男は拒否した。

午後に入り、膠着状態が続く。長期化を懸念した警察は、バスが空港高速道路の料金所付近を通過する際に、やむを得ず犯人を射殺。人質を無事救出した。その後の調べで、犯人は市内で働く夏涛（シア・タオ）と判明したが、犯行の動機についてはまだわかっていない。（翻訳・編集/本郷）