<中国人観光客が見た日本>道端にお地蔵さんがあることに驚き!だがこれが不敬だとは思わない

Record China    2017年2月22日(水) 21時40分

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18日、中国のネット上に日本旅行で見かけたお地蔵さんについて考察する旅日記が掲載された。写真は中国九華山にある99メートルの地蔵菩薩。

2017年2月18日、中国のネット上に日本旅行で見かけたお地蔵さんについて考察する旅日記が掲載された。

日本でよく見かける小さな石造のお地蔵さん。胸のあたりには赤い前掛けをつけている。これは、亡くなった幼い子どもの霊の冥福を祈り、地蔵王菩薩の慈悲深い保護を得て苦痛から脱却できることを願ってのことだという。毎回このお地蔵さんを見ると、不幸な若い両親の涙でぬれた顔を思い浮かべる。でも涙の背後には胸が張り裂けそうな悲しみではなく、静かで落ち着きを払ったまなざしで、敬虔(けいけん)かつ篤信(とくしん)して子どもを委託する気持ちがあるのだ。

日本とは、確かに私たちとは異なる民族であり、日本人のこの世界に対する態度には奇妙な違いがある。私たちが容易に見逃しがちな小さなことを、日本人は決してなおざりにせず、私たちが恐れ多く感じることを、日本人は気軽にユーモアをもって表現するのだ。

地蔵菩薩は、中国仏教界の観音菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩と並ぶ四大菩薩の一つであり、わが国の仏教徒の崇拝の対象であることを知っている必要がある。地蔵菩薩は普通、高所のお寺にあり、人々がひれ伏して崇める対象だ。日本のように道端にある地蔵菩薩を見たことがあるだろうか?でも私は、これが地蔵菩薩に対する不敬だとは思わない。日本人にとって地蔵菩薩とは、自分の家族のようであり、親しみ深く近づきやすい存在なのだ。(翻訳・編集/山中)

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