大学教職員の格付けシステムスタート!等級により待遇にも格差―中国

Record China    2008年3月6日(木) 5時7分

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3月4日の報道によると、日本の文科省にあたる中国の教育部が管轄する大学で、教職員の格付けシステムがスタート。教授ら全職員は13等級に分けられ、待遇にも差がつく。写真は湖北省の農村教師プロジェクトに参加する2900人の大卒生。

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2008年3月4日、新民網の報道によると、日本の文科省にあたる中国の教育部が管轄する各大学で、教職員の格付けシステムが本格的にスタート。全職員が13等級に細かく分類される。

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例えば、教員はこれまで、教授、助教授、講師、助手などのポストによる単純な区分がされていただけだったが、同じ教授でも1〜4級、助教授は5〜7級に分けられる。規定によれば、1級の教授は院士(専門研究機関である中国科学院および中国工程院の会員)のみで、人文科学系の教授は1級にはなれないという。

また、待遇面でも従来は業績にかかわらず、ポストが同じなら収入にも差がつかなかったが、今後は等級に応じて給与などにも格差がつくという。また教員以外に事務管理などに従事する職員もポストに応じて格付けされる。

上海市政府ウェブサイトによると、上海市内の各大学ではすでに教員の格付けが行われているという。(翻訳・編集/岡田)

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