中国政府、米の“中国軍事脅威論”に「事実の歪曲」と猛反発―中国

Record China    2008年3月5日(水) 19時7分

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3月4日の報道によると、中国外交部のスポークスマンは、米国防総省が中国の軍事力に関する年次報告書で、「軍事費の不透明性」に懸念を表明したことに対し、「内政干渉、事実の歪曲」と強い調子で反論した。写真は山東省済南軍区空軍の演習。

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2008年3月4日、中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官は、米国防総省が3日発表した、中国の軍事力に関する年次報告書で、「軍事費の不透明性」に懸念を表明したことに対して、「事実の歪曲」などと強い調子で反論した。外交部ホームページからの情報として、「人民日報」(電子版)が伝えた。

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秦報道官は、「米国側が示した『中国軍事脅威論』は事実を歪曲したもので、中国への内政干渉にあたる。国際ルールに違反した行為だ」と米国の姿勢を批判した上で、「中国は防衛型の国防政策をとっており、いかなる国へも脅威を及ぼしていない」とし、中国が平和路線を歩んでいることを強調した。

中国の国防費は20年続けて2桁の成長率を保ち、現在世界第3位。4日、2008年度の国防予算が前年度実績比17.6%増の4177億元(約6兆600億円)に上ることが発表された。しかし、全国人民代表大会の姜恩柱(ジアン・オンジュー)報道官は、「国内総生産(GDP)のわずか1.4%。米国などと比べて低い」と述べ、「脅威にはあたらない」との見方を示した。(翻訳・編集/NN)

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