2008年3月3日、4日付明報によると、香港政府統計処はこのほど、08年1月の小売売上高が前年同月比23．3％増の256億9300万香港ドルだったと発表した。事前予想の18．9％を大きく上回った。

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小売販売量は同17．4％増となり、8か月連続で2ケタの伸びを示した。貴金属・装飾品、耐久消費財、被服などの販売が好調だった。

香港小売管理協会の関百豪主席によると、08年1月は小売市場全体が安定した成長となった。一方、高級品の需要は拡大したが、生活必需品の売れ行きが伸び悩むなど、消費に偏りがみられた。

関主席はまた、人民元の対米ドルレート上昇や米ドル安、原油高が続けば、消費者の購買意欲減退と小売業者の利益減少がさらに進むと憂慮を示した。（翻訳・編集/KS）