カナダ議員が南京大虐殺記念日制定を呼びかけ、日系団体の反対に遭う=中国ネット「また視線を日本に移そうとしているのか?」

Record China    2018年7月29日(日) 9時0分

拡大

28日、新浪新聞の中国版ツイッターアカウントは、カナダの国会議員が南京大虐殺記念日の制定を呼びかけたものの、日系団体から反対されていると伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は南京大虐殺紀念館。

2018年7月28日、新浪新聞の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントの微天下は、カナダの国会議員が南京大虐殺記念日の制定を呼びかけたものの、日系団体から反対されていると伝えた。

記事は、カナダメディアの報道を引用。それによると、バンクーバーの議員の1人が、南京大虐殺記念日制定を呼びかけているが、日本政府と日系カナダ人コミュニティーから強い不満が出たという。

在バンクーバー総領事館は、南京大虐殺記念日制定を呼びかけているカナダの中国系女性議員、関(グワン)氏の提案について「非常に遺憾なことだ」と表明しているほか、南京大虐殺記念日制定反対の委員会の会長であるゴードン門田氏も「この提案が通過すれば、カナダの少数の民族系のコミュニティー間に摩擦と争いが生じる恐れがある」と述べており、記念日制定に強く反対していると記事は伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーから「日本人には阻止する資格などない」「日本人はどんな資格があって傷痕を蒸し返さないでくれと言うのだ?」など、反発するコメントが少なからず寄せられた。

一方で、中国国内でいま最もホットな話題は偽ワクチン問題であるためか、「ワクチン問題の方が南京大虐殺より深刻だと思う」「偽ワクチンニュースが収まらないからな。ようやく発散できるニュースを見つけてきたのだろう」「また視線を日本に移そうとしているのか?」「どうやら指導者はまた反日へと洗脳しようとしているようだ」などのコメントが非常に多く寄せられた。(翻訳・編集/山中)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携