長江沿いで大規模な地盤沈下、大雪の影響か―湖北省武漢市

Record China    2008年3月4日(火) 9時11分

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1日、武漢市の長江堤防周辺で建設中の住宅街を中心に300mにわたって大規模な地盤沈下が発生した。専門家は2月の大雪と雨が影響しているのではないかと分析している。

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2008年3月1日、新華網の報道によれば、2月29日から長江堤防の周辺にある武漢市漢南区で建設中の住宅街を中心に大規模な地盤沈下が発生している。

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地盤沈下が発生しているのは、長江の堤防から100m離れたところで、長江に沿うかたちで約300mにわたって地面が陥没している。漢南区の災害指揮本部による検証では、陥没の中心部は東西に向かって長さ約105m、幅47m、深さは最も深いところで6mにも達しているという。一帯の舗装道路は陥没により破損しており、一部の住宅でも基礎が崩れるなどの影響が出ているという。

湖北省および武漢市政府の関係部門がすでに現場一帯を24時間監視下において調査を続けている。地盤沈下は長江の堤防に影響を及ぼす可能性が高いとして、早急な対策を行う必要があるとしている。ある専門家は、この一帯の地質構造は複雑な上、2月に雪と雨が続き地質と地下水の水位に影響した結果、地盤が沈下したのではないかと分析している。(翻訳・編集/岡田)

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