<日本で大成功した中国人>日本旅行は中国人の夢だった、日本社会はもっと中国人に寛容であるべき

Record China    2017年2月5日(日) 14時50分

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日本で数十年間必死に働き、学校、ホテル、旅行社、バス会社、新聞社と徐々に事業を拡大してきた露崎強は、30数年前たった一人で、日本にピアノを学ぶためにやってきた。

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日本で数十年間必死に働き、学校、ホテル、旅行社、バス会社、新聞社と徐々に事業を拡大してきた露崎強は、30数年前たった一人で、日本にピアノを学ぶためにやってきた。中国の大柄な青年が飛行機から降り立った時、手元にはわずか5000円しかなかった。後年、彼は読売新聞に北京出身の「在日華人一の富豪」と紹介されたが、それにはほとんど興味を示さない。「私はただ音楽家の道から外れてしまっただけで、富豪だとかどうとか関係ありません。音楽をやるもよし、商売をやるもよし、やるからには徹底的にやろうと思っているだけです」と泰然と語る。

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彼は愛国心を微塵も隠さない。日本に来たばかりの頃の1日の給料は、中国の両親の1カ月分の給料に相当した。彼がまずやらなければならなかったのは、最初の一月分の給料を実家に送金することだった。「家はとても貧しく、私を必要としていました。私のことを悪く言うのは構いませんが、私の故郷、ましてや私の祖国を悪く言うことは許せません。これが私の故郷への想いでありプライドです。祖国は私を必要としており、私は祖国の人々のためになりたいのです」。

彼は現在日本に、東京ベイプラザホテル、富士山ガーデンホテル、長崎マリンワールドホテル、ホテルセキア、神戸市立フルーツフラワーパーク等11の大型ホテル、3つのゴルフ場を所有し、新たに1200室のホテルを開業する予定だ。東京日本橋外語学院、習志野日本語学院、東京芝浦外語学院の3つの日本語学校も創設している。同時に、バス会社、旅行社、新聞社等多くの関連企業も有し、固定資産は100億円を超え、グループの従業員総数は1000人に達し、日本で最も影響力をもつ代表的な華人企業家の一人である。

夢をもつ人は人生の歩みを止めることはない。現在54歳の露は決して歩みを止めようとしない。彼は今後少なくとも十数軒の日本のホテルの買収を計画している。また、より多くの中国の庶民が日本観光に来られるよう、日本の民間航空会社の買収も計画している。彼は熱く語る。「私の中国名は那強と言います。先祖は清代の皇族でした。会社を設立する際、中国名の姓の“那”のピンインを社名に入れ、株式会社CHINAとしました」。知る人ぞ知る、彼は中国初の私立音楽学院である中華音楽学校の創立者でもある。

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