日本統治時代の強制徴用を描いた韓国映画、公開前に早くも韓国ネットで熱い論争=「つらい歴史を振り返るきっかけに」「愛国精神を強要?」

Record China    2017年1月26日(木) 17時40分

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25日、韓国メディアによると、韓国のリュ・スンワン監督の新作映画「軍艦島」の予告編が公開された。韓国のネットユーザーの間では早くも同映画をめぐって激しい論争が繰り広げられている。写真は軍艦島。

2017年1月25日、韓国・国際新聞によると、韓国のリュ・スンワン監督の新作映画「軍艦島」の予告編が公開された。韓国のネットユーザーの間では早くも同映画をめぐって激しい論争が繰り広げられている。

ソ・ジソプやソン・ジュンギ、ファン・ジョンミンら人気俳優が出演していることで話題の韓国映画「軍艦島」は、日本統治時代に軍艦島に強制徴用され、過酷な状況での労働を強いられた約400人の朝鮮半島出身者が、命懸けで脱出を試みる話を描いている。25日に公開された予告編を見た韓国のあるネットユーザーは「リュ・スンワン監督は社会の不条理を赤裸々に描き、映画に強いインパクトを与える監督だ」とのコメントを寄せ、他のユーザーから多くの共感を得ている。

また、「この映画は韓国国民が忘れてはならないつらい歴史を振り返るきっかけになるだろう」「つらい状況を生きる韓国国民の現在の姿と重なる。過酷な経験をしながらも国を守り続ける韓国国民は偉大だ」「予告を見ただけでも鳥肌が立ち、怒りが込み上げてきた」とのコメントも高い支持を得ている。

一方で、一部のネットユーザーは「また愛国精神を強要?」「国家主義映画だ」「実際の政府は日本に何も言えないのに」などと批判している。(翻訳・編集/堂本

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