寧波に保税港区設立を許可、全国で5か所目―中国

Record China    2008年2月29日(金) 10時12分

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27日、中国国務院は寧波市に保税港区の設立を許可した。国際貿易の拠点として自由度の高い保税港区が設立されれば、対外開放が進み、中国が進める長江デルタ開発にも貢献する。写真は天津東疆保税港区。

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2008年2月27日、人民網によると、浙江省人民政府と寧波市人民政府は記者会見を開き、国務院が寧波梅山保税港区の設立を許可したと発表した。上海洋山保税港区、天津東疆保税港区、大連大窯保税港区、海南洋浦保税港区に続く、国務院が許可した5か所目の保税港区となる。

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梅山保税港区の面積は7.7平方キロメートル、機能や関税、外貨の扱いに関しては「洋山保税港区設立に関する国務院答申」に基づく。

寧波梅山保税港区には特に貨物の取次ぎ、配送、仕入れ、中継貿易、輸出加工などの業務が期待されている。設立計画によれば、埠頭機能の強化と物流・倉庫機能及び港湾としての系統的な施設の整備が行われる予定だ。

毛光烈(マオ・グアンリエ)寧波市長は「国務院が寧波梅山保税港区設立を許可したのは寧波に対外的に開放された新たな地域が設立されるということであり、寧波をさらに発展させるとともに政府の長江デルタ開発戦略に大いに貢献することになる」と喜びを表した。

保税港区とは国際貿易の拠点とするために国務院が許可した自由度の高い貿易区域で、港としての機能だけではなく、加工や倉庫としての機能も持つ特別区域。(翻訳・編集/小坂)

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