中国人留学生は大学の肩書きを重視、米国の「カレッジ」が「ユニバーシティー」に続々改名―米メディア

Record China    2017年1月23日(月) 23時20分

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22日、米国の「カレッジ」の間で、「ユニバーシティー」に改名する事例が相次いでいる。写真はシカゴ大学。

2017年1月22日、中国の週刊紙・青年参考によると、米国の「カレッジ」の間で、「ユニバーシティー」に改名する事例が相次いでいる。

米国のニュースサイト「mountaintimes.info」によると、1月上旬、バーモント州にあるバーモント・ステイト・カレッジが、教職員による投票で、「ノーザン・バーモント・ユニバーシティー」に改名することに決まった。1961年に創立された私立大学だが、このほどリンドン・ステイト・カレッジとジョンソン・ステイト・カレッジと合併し、名称も新たにすることになった。

カレッジからユニバーシティーへの改名には、60%が賛成票を投じた。改名の目的は留学生や州内の学生をより多く集めることにあるという。事務局の責任者は「一部の国、とりわけ中国では、カレッジよりもユニバーシティーの方が受けがいい」「中国ではカレッジは学部や専門学校を指し、ユニバーシティーでなければ大学として認知されにくい」と話している。

留学を考える人がネットで検索する場合も、検索ワードは「カレッジ」などではなく、「ユニバーシティー」と入力するのが一般的だという。米国の国際教育協会(IIE)の統計では、米国の留学生の中で最多は中国人となっている。

ニューヨーク・タイムズは「改名で学生を集めようとしているのは他にも少なくない」とし、「カブリーニ・ユニバーシティーやコロラド・メサ・ユニバーシティーなど、10年ほど前から続いている方法だ」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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