世界最年少!生後7日の結合児の分離手術が成功―四川省建州市

Record China    2008年2月27日(水) 22時13分

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14日、四川省の大竹清水村で、生後わずか7日の結合双生児の分離手術が行われ、無事成功した。2人の元気な男の赤ちゃんは、オリンピック(奥運)にちなんで「奥宝」、「運宝」と名付けられた。

2008年2月14日、四川省の大竹清水村で、生後わずか7日の結合双生児の分離手術が行われ、無事成功した。27日付で地元夕刊紙「重慶晩報」が伝えた。

この結合双生児は、今年の春節(旧正月)にあたる2月7日に生まれた。2人とも男の赤ちゃん。腰部で結合されており、生後すぐに重慶の大きな児童専門病院に移された。分娩時に出来た結合部の裂傷からバイ菌が入る可能性があったため、生後わずか7日で世界最年少の分離手術に挑み、見事に成功した。

新生児外科の李暁慶(リー・シアオチン)教授によると、この双生児の結合部分は比較的小さく、へその緒の共有以外、心臓など臓器の共有はなかった。これが不幸中の幸いになったという。

分離された双子の赤ちゃんは、それぞれオリンピック(中国語で「奥運」)にちなんで「奥宝」、「運宝」と名付けられた。2人は26日に退院し、現在は健康な赤ちゃんと変わりなく元気に過ごしているという。(翻訳・編集/NN)

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