「定職がなければボランティアを!」潘基文前国連事務総長の若者へのメッセージに韓国ネットがあきれ

Record China    2017年1月19日(木) 8時0分

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18日、韓国メディアによると、韓国次期大統領選挙に向け活発な活動を見せている潘基文前国連事務総長が青年層との意思疎通を試みたが、期待とは裏腹にネットユーザーは冷たい反応を示している。写真は潘基文氏。

2017年1月18日、韓国・マネートゥデイによると、韓国次期大統領選挙に向け活発な活動を見せている潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が青年層との意思疎通を試みたが、期待とは裏腹にネットユーザーは冷たい反応を示している。

潘氏は18日、光州の朝鮮大学を訪問し、「青年と大韓民国の未来」をテーマに講演を行った。講演で潘氏は「2008年の世界金融危機や2010年のユーロ危機が韓国にも影響を及ぼし、若者が苦労している。今の若者がなぜ3放世代(恋愛・結婚・出産を放棄した世代)と言われるようになってしまったのか考え、改善しなければならない」と述べた。また、「若者にはグローバルスタンダードな視点を持ってほしい」とし、「若いうちの苦労は買ってでもしろと言うように、海外に進出し、定職がなければボランティアでもすればいい」と主張。企業と協議してインターン制度を拡大するなど具体的な計画が必要だと述べ、「君たちが放棄する世代になることを私は絶対に許さない」と強調した。

これに対し、韓国のネットユーザーの多くは「あきれた」「韓国の若者の苦労は世界でもトップレベルなのに」「言うことが朴大統領とそっくり」「韓国の実情をよく分かっていないみたい」「インターン制度の拡大は何の解決策にもならない」などと冷たい反応を示した。

一方で、「潘氏はまだ何もしていないのに、なぜ批判される?」「確かに最近の若者は給料にばかりこだわって努力や苦労をしない」などの意見もみられた。(翻訳・編集/堂本

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