人権への配慮?警備員による拘束など禁じる新条例案を公表―中国

Record China    2008年2月27日(水) 18時28分

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25日、警備員による身柄の拘束や違法な身体検査、財産や証明書類の没収などを禁じる新条例案が中国政府のサイトで公開された。国民からも広く意見を求めるという。写真は天安門を守る警察、警備員、人民解放軍。

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2008年2月25日、中国新聞網の報道によると、警備員による身柄の拘束や違法な身体検査、財産や証明書類の没収などを禁じる新条例案が明らかになった。国務院法制事務室が政府ウェブサイトを通して公開した。今後、一般国民からも広く意見を求めるという。

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同案では、警備員の他者への侮辱、暴力行為なども禁じており、違反した警備員は、処罰の対象となり、刑事責任も追及されるとしている。

こうした条例案作成の背景には、北京五輪を控え、ともすれば中国の人権問題に厳しい国際世論に配慮し、ソフトムードを演出する狙いもあると見られる。

2007年11月に開かれた全国保安工作座談会によれば、現在、中国の警備サービス会社は約2500社あり、警備業従事者は全国で300万人に上るという。(翻訳・編集/岡田)

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