韓国大統領の夢破れた潘基文氏、“エビアン騒動”めぐり恨み節=ネットはうんざり?「もう言い訳は聞きたくない」「いつまでぐずぐずと…」

Record China    2017年2月3日(金) 17時0分

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2日、韓国メディア・韓国日報は、1日午後、韓国大統領選への不出馬を宣言したばかりの潘基文前国連事務総長に単独インタビューを行った。写真は韓国の自動販売機。

2017年2月2日、韓国メディア・韓国日報は、1日午後、韓国大統領選への不出馬を宣言したばかりの潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長に単独インタビューを行った。普段は市場に買い物に出る時も必ずスーツを着る潘氏だが、1日夜、ソウル市内の自宅で記者を出迎えた際は、半袖Tシャツにスエットパンツと、ごくラフないでたちだったという。

「言いたいことが多いといった様子で、投げ掛ける質問ごとにすぐに答えを返した」という潘氏が強調したのは、韓国政治に対する批判やメディアへの不満だ。潘氏は「政治が韓国を強力に支配しており、影響もものすごく大きい」と述べ、自身は専ら国のために大統領選出馬を決意したものの、そうした韓国政治の土壌に一歩を踏み出すため「自分を犠牲にする準備はできていなかった」と語った。

また、先月12日に韓国に帰国後、自身のさまざまな行動が物議を醸したことについては「なぜこれほど自分に問題が多いのかと驚いた」としながらも、「正直なところ、韓国の大統領になるのに間違ってエビアン(フランス産ミネラルウオーター)のボトルをつかんだとか、鉄道に間違って乗ったとか、そうしたことは何の関係もないのではないか」と述べ、こうした「問題」を新聞1面などで大きく取り上げたメディアに不満を漏らした。政治家仲間からは「そういうものは無視するように」と言われたが、無視するほど「ずうずうしく」はなれなかったという。

潘氏は帰国直後、空港の売店で国産ではないエビアンを手にしたことや、空港鉄道の券売機に紙幣2枚を重ねて入れようとした行動がメディアなどで「ミス」と指摘され、批判を受けていた。

このインタビュー記事に韓国のネットユーザーからは2000を超えるコメントが寄せられているが、「もう言い訳は聞きたくない」「いつまでぐずぐずと…」「自分に不足があったのにみんな人のせいか」「エビアンが一番の問題だったの?もう一度自分の身を振り返ってみて」「水のせいにしてるところをみると、現大統領と変わらないな」といった声が多数の共感を得ている。

また一方で、「エビアンとかはどうでもいいけど、あなたの歴史観や問題意識がそもそも好きになれない」「それが韓国メディアと韓国政治のレベルだって、よく分かってるくせに」「韓国の官僚はトップでもこの程度なんだよね。20代で公務員試験に合格したら、後は特権意識を積むばかりで人格の成熟度はむしろ落ちる」などのコメントもあった。(翻訳・編集/吉金

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