中国の春節連休が間もなくスタート、インドネシアが観光客誘致に注力―中国紙

BRIDGE    2017年1月14日(土) 18時50分

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インドネシア観光当局の責任者は「春節を機により多くの中国人客を呼び込みたい」と意気込みを語った。

多くの中国人観光客が国内外の観光地に押し寄せる春節(旧正月)連休が間もなく始まる。各国が誘致に力を入れる中、インドネシア観光当局の責任者はこのほど、「春節を機により多くの中国人客を呼び込みたい」と意気込みを語った。

6日付の人民日報によると、インドネシアは昨年10月に春節シーズンの中国人客誘致に向けたキャンペーンをスタートさせた。中国の街中で宣伝イベントを行ったほか、中国とインドネシアを結ぶ直行便も増便。中国のオンライン旅行会社などとの連携も強化している。同氏は「(インドネシアを訪れる)中国人観光客の数は爆発的に増えたが、中国語対応が可能なガイドの不足が観光業の発展を妨げるネックになっている」と指摘しており、中国側と協力して中国語ガイドの育成に努めたいとの考えを表明、繁忙期には国内の大学に在籍する中国人留学生の力を借りる計画という。

インドネシア中央統計庁によると、昨年1-11月に同国を訪れた外国人観光客の中で最も多かったのが中国からの観光客(180万人)だった。11月に中国人観光客が外国人観光客全体に占めた比率は1月以降で最も高い13%。同国は今年、中国人観光客240万人の誘致を目標に掲げている。(提供/Bridge・編集/Asada)

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