和牛受精卵の中国持ち出しで逮捕、中国ネットの反応は…

Record China    2019年3月12日(火) 12時30分

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11日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のあるアカウントが、和牛の受精卵などを中国に不正に持ち出そうとした大阪府の男2人が逮捕された事件について投稿。中国ネットでも注目されている。写真は牛肉。

2019年3月11日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のあるアカウントが、和牛の受精卵などを中国に不正に持ち出そうとした大阪府の男2人が逮捕された事件について投稿。中国ネットでも注目されている。

NHKや日本経済新聞などによると、男2人は去年6月下旬、ストロー状の容器でおよそ360本分の和牛の受精卵と精液を検疫を受けずに持ち出そうとしたとして、家畜伝染病予防法違反の疑いで今月9日に逮捕された。受精卵などは徳島県の畜産農家から入手したとみられ、この農家は「去年2月、受精卵が欲しいと電話があり、その後見知らぬ男性が訪ねてきて代金を受け取った」と話したという。肉質に優れた和牛は海外でも人気が高く、中国では受精卵などを欲しがる業者もいるとして、警察は誰に引き渡そうとしていたか解明を進めることにしている。

この問題をめぐっては、去年12月に産経ニュースなどが、法規制前に遺伝資源がオーストラリアへ流出し、オーストラリア産「WAGYU」が日本の和牛と競合している例もあることを伝えていた。

中国のネットユーザーからは「中国の手に渡ったら大変だよ。日本の皆さん気を付けて」「遅かれ早かれあり得る話かと思います」といった声や、中国側の税関で発見されたことについて「税関、なんで止めちゃうの!?。安くて良いお肉が手に入ったのに」など、残念がるようなコメントも見られた。(翻訳・編集/和田)

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