中国環境相、大規模大気汚染で国民に謝罪「いつ改善できるか明確に示すのは困難」―英メディア

Record China    2017年1月8日(日) 17時20分

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6日、中国環境保護部の陳吉寧部長は記者会見で、中国北部を中心に昨年末から続く深刻な大気汚染について、「責任を感じている」と述べ、国民に謝罪した。写真はスモッグ発生時の上海。

2017年1月6日、中国環境保護部の陳吉寧(チェン・ジーニン)部長は記者会見で、中国北部を中心に昨年末から続く深刻な大気汚染について、「責任を感じている」と述べ、国民に謝罪した。英BBCの中国語ニュースサイトが伝えた。

陳部長は、16年の北京の微小粒子状物質PM2.5の年間平均濃度は15年比9.9%低下し、空気質指数AQIが「優良」か「良」の日の割合は15年に比べて3.1ポイント増加していると一定の成果を強調した一方で、「ここ数年続く冬季の汚染問題は解決されていない。冬季の気象条件は想像以上に不利・複雑だ」と述べた。

「いつになったらきれいな空気になるのか」との質問に対し、陳部長は「タイムテーブルを示すのは難しい」とした上で、「珠江デルタ地域の15年の空気質は概ね基準に達したが、広東省はこの問題の解決に向けた検討を2000年前後から開始している。およそ十数年の時間をかけて現在のような成果を達成した」と答えた。(翻訳・編集/柳川)

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