<点描・北京五輪>朝倉浩之の眼・川渕激怒!中国人はこう見た!カキコからみるサッカー日中戦

Record China    2008年2月25日(月) 10時16分

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サッカー東アジア選手権の日本対中国戦については、中国国内のサッカーファンの間でも大きな波紋を呼んでいる。その一部の声を紹介するため、インターネット上の掲示板の書き込みを翻訳して、掲載したい。

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中国の人達はこう見た!書き込みからみるサッカー日中戦

 サッカー東アジア選手権の日本対中国戦については、中国国内のサッカーファンの間でも大きな波紋を呼んでいる。その一部の声を紹介するため、インターネット上の掲示板の書き込みを翻訳して、掲載したい。

 これは中国スポーツポータルサイト大手「新浪sina」に掲載された「日本サッカー協会の川渕氏が中国に激怒 中国代表は永遠に強くなれない」という記事に対する中国のネット利用者の書き込みである。

 2月22日のある時点での書き込みを順に、ほぼ取捨選択することなく、掲載する。もちろん、ネット利用者ということで、年齢層にも偏りがあり、あくまで一部の意見ということで読んでもらいたい。

 ただ、よくありがちな「過激意見」も混じるものの、今回の“事件”に対して、かなりの数の中国人自身も決して肯定的に見ていないこと、大きな不満がうずまいていることも感じ取れる書き込みである。

 なお、途中、不適切な表現等もあるが、できるだけ書き込みの真意をそのまま伝えるため、あえてカットせずに掲載した。

(引用開始)

中国人として、日本代表の選手に心から謝りたい。俺は永遠に日本が中国に与えた傷を忘れないし、出来ることならば銃を持って戦場で彼らと会いたい。だが、サッカー場で、悪意を持って相手を傷つけるなんて、中国人の恥だ。中国代表は中国人のゴミだ。決して中国の大多数を代表していない!!

かつてのアジア杯で、日本のGK川口が跳び蹴りで我々の代表を脳震盪にさせた。川渕は「中国は永遠に強くなれない」というが、では、日本もまた永遠に強くなれないのか?

中国のGKは下劣で恥ずかしい。全試合出場停止だ…永遠に試合に出るな。

僕はどうでもいい。どうせ、中国のサッカーはこの程度の力だ。勝てないのなら、人でも蹴ってればいい。3000万人の同胞が亡くなったことを思えば、僕には何も言えない。

以前、韓国との試合で相手に重症を負わせて、それ以来、韓国は我々と試合をしたがらなくなった。今回は日本…今後、我々はどこと試合をするのだ?

いつかのアジア杯で、日本のGK川口のせいで、脳震盪を起こした選手がいた。あのとき、日本メディアはどう報道したのか?

中国代表の資質は低すぎる。愛国を語る資格なし!

我々は何度も日本人に謝罪と反省を求めている。いつのまにか、我々がかつての日本の野蛮な行動を学んでしまったのか。中国が試合に負けるだけではなく、人としても負けたことに我慢ができない…

小鬼子(日本人のこと)が言うのももっともだ。中国代表の資質は低すぎる。

低俗で悪劣だったのは、全く持って我々の代表だ。ほぼ全ての選手が非常に悪劣で、この試合を見ている我々の顔に泥を塗った。これは世界に向け、放送されている大会であり、世界全ての人々が、テレビを通じて、我々の試合を見て、中国代表の技術の低さと人としてのレベルを感じただろう。日本人はあまり好きではないが、今は同情している。はっきり言おう。中国代表は、試合に負け、人としても負けた。中国サッカー協会はここ数年のチーム作りの理念を反省すべきだ。人間としてダメなのに、どうやってサッカーをするのか。

サッカー場では野蛮すぎてはならない!サッカー場を降りてからだろう。小鬼子に遠慮する必要がないのは…ハハ

高いサッカー技術で日本を倒してくれ!ラフプレーなんて、中国人の恥だ。

小日本がいうことも道理がある。この試合は本当に見ていられなかった。中国代表の資質は低すぎる。

今後、中国代表のユニフォームは黄色に変えたらどうだ?見てすぐに、危険だということが分かる

我々中国のことは、我々自身で解決する。日本に言われる筋合いはない!

中国人が野蛮だって…野蛮なのは日本人だろう。中国のメディアには、日本メディアに問題があることを指摘して欲しい。

中日戦の中国代表の行動が粗暴だったことは認める。けれども、日本人は優れているのか?南京大虐殺さえ認めないくせに。歴史を抹殺し、教科書を改ざんする恥のない民族ではないか。

もし、他の国が相手だったら、俺は批判する。でも、日本が相手なら、決してひどかったとは思わない。なぜなら、日本もかつて、同じようなことをしたのだから。

いずれにしても、ケガをした日本選手に、中国人として謝りたい。これはスポーツであり、中日戦争じゃない。これが戦争だったら、中国代表の選手なんて一目散に逃げるだろう。

サッカーファンは悪くない。悪いのは選手だ。

もしかして、中国代表の選手は、日本人を人としてみていなかったのか?

サッカー場でのラフプレーは普通のことだ。悪意だけを持って反則をするのでなければ許される。だが、実は私はこの試合を見ていない。中国代表のGKがどの程度のラフプレーをしたのか…

中国代表はいいことと悪いことの区別をつけられないのか…。こんな中国人は救いようがない。

川渕の意見に賛成だ。中国のサッカーファンとして、中国代表の恥も外聞もない行動が恥ずかしい。この試合で怪我をした日本の選手にお見舞いを言いたい。中国サッカー界の役員や選手は反省すべき。そうでなければ、中国サッカーは永遠に「恥の種目」となるだろう

<注:この文章は筆者の承諾を得て個人ブログから転載したものです>

■筆者プロフィール:朝倉浩之

奈良県出身。同志社大学卒業後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ・ニュース・ドキュメンタリー等の制作・取材に関わる。現在は中国にわたり、中国スポーツの取材、執筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中国国際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。

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