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10日、中国メディアの参考消息は海外メディアの報道を引用し、2016年末までに中国の4大国有銀行が合わせて2万人近くのリストラを行ったと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は中国銀行。
2017年4月10日、中国メディアの参考消息は海外メディアの報道を引用し、2016年末までに中国の4大国有銀行が合わせて2万人近くのリストラを行ったと伝えた。
先週発表された中国の4大銀行収益分析報告書によると、2016年末までに、中国工商銀行、中国建設銀行、中国農業銀行、中国銀行の行員、合わせて1万7824人の人員削減が行われた。これは2011年以来、初めてのことだ。
モバイル決済の普及やインターネットバンキングの普及で銀行の伝統的な業務が減ったことが要因として挙げられるという。中国銀行協会によると、中国工商銀行だけで、昨年窓口対応の行員を1万4090人削減しており、一部は直接削減し、一部は配置転換をしたという。
これに対し、中国のネットユーザーから「でも窓口の作業の遅さは半端ない」、「人が減ったら窓口の仕事処理がさらに遅くなるだろ」、「いや、全然人手が足りてないだろ。それなのにリストラか?」などのコメントが寄せられ、窓口での作業効率に対する不満の声が多く寄せられた。
また、「いいことだ。大部分が無駄飯を食べているのだから」という意見があったが、「でも本当に無駄飯を食べている人はリストラの対象にはならない」との指摘もあった。
ほかには、「窓口の行員が減ったことはリストラとは限らない。営業に回っただけだ」、「リストラじゃなくて単に辞職しただけだ」とのコメントもあった。(翻訳・編集/山中)
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