日本が韓国の慰安婦像設置に“超強硬”対応、駐韓大使ら一時帰国へ=韓国ネットも強気で対抗「もう来ないで」「やっぱり日本人を信じちゃ駄目なんだ」

Record China    2017年1月6日(金) 13時30分

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6日、韓国・釜山の日本領事館前に慰安婦問題を象徴する少女像が設置されたことに対する日本政府の対抗措置が明らかになり、韓国のネットユーザーから大きな反響が寄せられている。写真はソウルの在韓日本大使館前の慰安婦像。

2017年1月6日、日本政府は、韓国・釜山の日本領事館前に慰安婦問題を象徴する少女像が設置されたことに抗議し、長嶺安政駐韓大使、森本康敬釜山総領事を一時帰国させるなどの措置を取ると明らかにした。聯合ニュースなど韓国メディアはこれを続々速報で伝え、韓国のネットユーザーから大きな反響が寄せられている。

菅義偉官房長官はこの日の定例会見で「韓国の市民団体が釜山領事館前に少女像を設置したことは日韓関係に好ましくない影響を与える」などとし、大使らの一時帰国のほか、日韓通貨スワップ協議の中断、日韓ハイレベル経済協議の延期、釜山総領事館職員による釜山市関連行事への参加見合わせの4件の対抗措置を当面取る方針を明らかにした。その上で菅氏は、隣国である韓国にこうした措置を取らざるを得なかったことについて「極めて遺憾」とし、韓国側に約束した内容を守るよう強く求めた。

また、外務省の杉山晋輔事務次官は5日、米ワシントンでの日米韓外務次官協議に先立ち韓国外交部の林聖男(イム・ソンナム)第1次官と会談、釜山に設置された慰安婦像の撤去を求めた上で、会談後、像の設置について「到底許容できるものではない」と記者団に述べていた。

日本の対応について、ある韓国メディアは「外交チャネルを総動員して抗議の意思を表明し像の撤去を迫っている」とし、また別のメディアは今回の対抗措置を「超強硬」な手だと表現した。

一方、韓国のネットユーザーからも日本に対抗するような強気のコメントが多数寄せられている。帰国する大使らに向け「バイバイ、元気でね」「誰も呼んでないから早く帰って」「もう来ないで」とするものや「勝手にしてくれ。僕らも君たちの相手をするのはもう嫌だ」「この際、断交もしちゃおう。中国が喜びそうだよ」「こっちももう何体か少女像を建てて強気で行こう」「韓国は日本の属国になる気はないぞ」などの声が多くの共感を得ている。

また、「日本はどうしてそんなに堂々としてられるの?」「好ましくないかどうかはそのうち分かる」「この際GSOMIA(軍事情報包括保護協定)も破棄で」「像は日本に許してもらうとかいう問題じゃない」「やっぱり日本人を信じちゃ駄目なんだよ。いよいよ本性を現したじゃないか」といったコメントもあった。(翻訳・編集/吉金

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