韓国で竹島にも慰安婦像設置の動き、「日本に利用される」と反発も=「なぜ日本の顔色をうかがう?」「反対する人間は日本に追放だ!」―韓国ネット

Record China    2017年1月6日(金) 11時50分

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5日、韓国南部の都市・釜山に従軍慰安婦を象徴する少女像が設置され日韓間の新たな火種となる中、韓国が領有権を主張する島根県・竹島への少女像設置をめぐり、韓国の自治体間で摩擦が起こっている。写真はソウル地下鉄構内にある竹島の模型。

2017年1月5日、韓国南部の都市・釜山に従軍慰安婦を象徴する少女像が設置され日韓間の新たな火種となる中、韓国が領有権を主張する島根県・竹島への少女像設置をめぐり、韓国の自治体間で摩擦が起こっている。韓国・ソウル新聞などが伝えた。

韓国首都圏に位置する京畿道の道議会は5日、全国民の募金運動を通じて竹島に「平和の少女像」を設置する事業を進めると明らかにした。議会の「独島(竹島の韓国名)サラン・国土サラン会」が今月16日ごろ道内31の役所などに募金箱を設置、街頭キャンペーンも行う計画だ。さらにソウル市議会など全国の自治体に賛同を求めて7000万ウォン(約680万円)を目標に募金活動を実施、今年中に竹島への少女像設置を実現したいとしている。

一方、竹島の「担当自治体」である慶尚北道議会は「独島を政治利用すべきでない」として事業の即刻中止を求めている。道議会独島守護特別委員会は、「独島への少女像設置は独島の象徴性を大きく傷つけるだけでなく、独島を政治争点として利用しようとする日本の極右政治家らの意図に巻き込まれることになる」と主張しているのだ。

この論争を受けソウル新聞は、「独島は島全体が(韓国の)天然記念物であり、少女像設置には越えなければならない山が多い」と説明、日本との外交摩擦を懸念し、韓国政府が09年に推進した「独島入島支援センター」「独島防波堤」の建設事業はいずれもうやむやの状態だと伝えた。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「自国領に少女像を建てることがこんなに大変とは…。政権交代すればどこにでも建てられるようになるだろうか」

「慰安婦のおばあさんたちの、ひいては民族の苦しみを忘れないようにしようとすることが政治的な事案だって?慶尚北道議会は日本の議会か?」

「わが領土に少女像を建てるのになぜ日本の顔色をうかがうのか理解できない」

「もう恥ずかし過ぎて慶尚道では生きていけない。本籍も住所も京畿道に移したいよ」

「反対する人間は日本に追放せよ!」

「慶尚道はヘル朝鮮(地獄のような韓国)を日本と勘違いしている」

「その前に、李明博(イ・ミョンバク)前大統領が独島に建てた石碑を撤去したら?」

「少女像は独島と同じ、政治じゃなくて歴史だ!」(翻訳・編集/吉金

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