<サッカー>カンフーサッカーで北朝鮮を撃破、カード連発の最悪の試合に―中国

Record China    2008年2月24日(日) 1時16分

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23日、東アジアサッカー選手権の中国対北朝鮮戦が行われ、3対1で中国が勝利した。しかし中国代表は再びラフプレーの続出となり、後味の悪い勝利となった。

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2008年2月23日、重慶市で東アジアサッカー選手権の中国対北朝鮮戦が行われ、3対1で中国が勝利した。しかし中国代表は再びラフプレーの続出となり、後味の悪い勝利となった。

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23日には日本対韓国戦も行われ、1対1の引き分けとなった。この時点で総得点の差で日本は韓国を下回り2位以下が決定した。北朝鮮が中国に2点差以上で勝利した場合には北朝鮮が韓国を上回り優勝するが、中国はサイドを中心に華麗な攻撃を展開、北朝鮮に先制されたものの3得点を挙げて勝利した。

しかし問題となったラフプレーはなおも健在。レイトタックルやスパイクの裏を向けてのタックルを連発、イエローカード8枚、レッドカード2枚を受ける最悪の試合となった。有利な得点状況でも理性を失い、集中力を欠く悪癖は変わらず、試合終盤にはイエローカードを出した審判を怒鳴りつける選手まで現れ、マナー不足と意識の低さは明らかだった。

中国中央電視台(CCTV)の実況アナウンサーは、圧勝にもかかわらず、「賢明さと理性とを身につけて欲しい」「大会後には審判からルールの講習を受けるべきだ」「今のレッドカードは当然」などと苦言を連発、極めて低レベルな「カンフーサッカー」に終始する代表へのファンの不満を代弁した。

中国・北朝鮮戦の結果を受け、東アジアサッカー選手権は韓国の優勝が決まった。2位は日本、中国は3位となった。3月にはワールドカップ第3次予選のオーストラリア戦という難関を控える中国代表だが、今大会で多くの欠点が露わとなり、大きな不安を抱えることとなった。(翻訳・編集/KT)

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