西安

Record China    2006年7月27日(木) 17時39分

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西安古城の城壁が30mに渡って倒壊。

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2006年7月25日、陝西省西安市(せんせいしょうせいあんし)にある西安古城で、城壁の一部が倒壊するという事故が発生した。倒壊したのは、南門から文昌門(ウンチャンムン)の間の30mほどの城壁で、見学ルートとなっている順城巷(ジュンチェンシャン)では、東門洞(トンムントン)から碑林(ベイリン)までの道が閉鎖とされるとともに、急ピッチで修復作業が行われている。倒壊の原因は、南門から文昌門の間で、城壁内側の補修作業が行われている最中であったこと、また、城壁本体が築かれてから長い年月を経ている上に、城壁の一部が中空状態になっていたこと、さらに、ここ数日続いた大雨の影響で地盤が緩んでいたことが重なったため、と推測されている。この西安城壁は、明時代の1370年に造られたもので、世界中に現存する城壁のなかで、最大規模の古代城壁とされている。西安市政府は文物保護のため、7月に入ってから、今回倒壊した30mを含む南門から文昌門間の398mの城壁の補強作業を始め、10月の国慶節(建国記念日)から始まる大型連休までには工事を終了させる計画だった。

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