米国に幻想を抱いている中国人、米国籍を求めて越境出産―米メディア

Record China    2017年1月5日(木) 6時40分

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2日、米シンクタンクの移民研究センターは、年3万6000人近い中国人の赤ちゃんが米国で生まれているとの試算を発表している。

2017年1月2日、参考消息網によると、中国人の米国での出産に米メディアが注目している。

高成長を続ける中国経済は多くの中国人を豊かにしている。リサーチ企業ピュー・リサーチ・センターの調査によると、中国人の96%は親世代よりも豊かな生活を送っていると感じている。ところが今中国では自分の子どもに米国籍を与えようとする出産目的の米国旅行が流行している。米シンクタンクの移民研究センターは、年3万6000人近い中国人の赤ちゃんが米国で生まれているとの試算を発表している。

なぜ成長を続ける中国ではなく、米国の国籍を欲しがるのだろうか。なにも米国の民主主義を求めてのことではないだろう。大気汚染や食品安全に加えて、社会の生きづらさを感じているのかもしれない。米国で子どもを産んだ中国人女性は、「米国人は競争好きではないし、自分と他人の服を比べて品評するようなことはない」と話した。(翻訳・編集/増田聡太郎

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