韓国の自動車生産量、インドに抜かれ世界6位に転落=「品質を二の次に考えているからこんなことに…」―韓国ネット

Record China    2017年1月12日(木) 5時40分

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10日、韓国・東亜日報によると、自動車生産量で世界5位だった韓国が11年ぶりにインドに抜かれ6位になった。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は中国の自動車展示会で展示された韓国・現代自動車。

2017年1月10日、韓国・東亜日報によると、自動車生産量で2005年に世界5位に上がった後、この地位を維持してきた韓国が11年ぶりにインドに抜かれ6位になった。

韓国自動車産業協会によると、16年の韓国内の自動車生産台数は422万8536台で、15年の455万5957台に比べて7.2%減少し、427万1741台だった10年の水準に後退した。現代自動車の16年の生産量は167万9906台、15年の185万8395台に比べて9.6%減少した。起亜自動車も16年は155万6845台を生産し、15年(168万4555台)より9.4%減少した。

現代自動車グループの関係者は、生産量の減少には16年7〜10月に発生した現代自動車と起亜自動車のストライキが影響したと見ており、「昨年のストライキで支障をきたした生産量は約20万台、歴代最大規模」と明らかにした。

自動車業界では、インドの小型車需要が増え続けており、生産量が持続的に増加する可能性が大きいと見ている。一方、今年の韓国国内自動車需要は萎縮するとの予測が支配的だ。東亜日報は「韓国の自動車メーカーが画期的な変化を果たさない限り、自動車生産国トップ5の地位を取り戻すのは容易ではない」とし、「期待をかけることができるのは輸出の増加」としている。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「実際の理由はストライキ以外にもあると思うが…」

「ストライキは事実上毎年の行事になっているではないか。去年だけのことではない」

「現代自動車の貴族労組(製造ライン労働者の平均年収が約1000万円)も大問題だ」

「現代自動車の貴族労組よ、この現状を見ても何も感じないか」

「労働者の賃金が上がれば製造拠点が海外に逃げていくのは当たり前」

「最近の労組は労働組合なのか、政治団体なのか分からなくなっている」

「国内工場をいったん海外に移転して、貴族労組を壊滅せねばならない」

「自動車自体の品質が問題だ。国民はすべてを知っている」

「品質を二の次に考えているからこんなことになるのだ」

「トップ5の地位が重要なのではなく、国内外から愛されるに値する車を造るのが重要だと思う」(翻訳・編集/三田)

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