<北京五輪>スポンサーのCMに非難殺到、「テレビの故障かと思った」―中国

Record China    2008年2月23日(土) 9時5分

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21日、北京五輪スポンサー企業で羊毛メーカー大手の「恒源祥」が、春節(旧正月)期間限定で流したテレビCMが大変な物議を醸している。その注目度は今や、例の「わいせつ写真事件」を超える勢いという。

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2008年2月21日、北京五輪スポンサー企業で羊毛メーカー大手の「恒源祥」が、春節(旧正月)期間限定で流したテレビコマーシャルが大変な物議を醸している。その注目度は今や、例の「わいせつ写真事件」を超える勢いであるとか。一体どんなCMなのか?「中国民営経済週刊」(電子版)が伝えた。

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このCMは1分間、テレビ画面中央に「恒源祥」の社名と北京五輪のロゴが静止状態のまま映し出され、ひたすら「恒源祥、北京五輪スポンサー、○○○」というナレーションが流れるというもの。「○○○」の部分には、十二支の動物が例えば「鼠鼠鼠」という風に3回唱えられ、画面の前を唱えられた動物がピョンピョン横切るというシンプルな構成。「鼠」の後は「牛牛牛」、「虎虎虎」と続き、十二支最後の「猪猪猪」で終わる。

ところがこれを見た視聴者からは、「テレビが故障したかと思った」「創意工夫がなさ過ぎる」「馬鹿馬鹿しすぎて笑った」といった批判が殺到した。ネット上でも大変な物議を醸しており、一大センセーションを巻き起こした例の「わいせつ写真事件」を凌ぐ騒ぎにまで発展している。

だが、当の「恒源祥」側は大金をはたいて作ったCMが、視聴者からまさかこれほどまでの「罵倒」を浴びるとは思ってもおらず、戸惑いを隠せない。同社は10年にわたって「恒源祥、“羊羊羊”」を6回連呼するだけの今回と似たようなCMを流しており、すっかりお茶の間に浸透している。今回もこれに続く「連呼シリーズ」第2弾のはずだったが…。(翻訳・編集/NN)

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