第二の「君の名は。」誕生なるか、日本と中国が合作映画の製作協定締結を加速へ―中国メディア

Record China    2017年3月21日(火) 9時20分

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19日、中国メディアの信報網は、萩生田光一官房副長官が中国政府関係者との間で、日中合作映画の製作協定締結を加速させることで合意したと伝えた。写真は映画「君の名は。」。

2017年3月19日、中国メディアの信報網は、萩生田光一官房副長官が17日に北京を訪問し、中国政府関係者との間で日中合作映画の製作協定締結を加速させることで合意したと伝えた。

萩生田光一官房副長官は、日中国交正常化45周年の記念イベントに出席するため、17日に北京入りした。滞在は3日間を予定しており、文化交流を通して両国関係の改善を図る狙いだという。

記事は、昨年12月に日中合作映画の製作協定について両国間で協議が始まったことを紹介。萩生田官房副長官は、映画産業の海外展開に関する検討会議の議長を務めており、訪中前に日本映画の輸出と映画の共同制作に関する協定の締結交渉を加速させたい考えを示していた。

萩生田官房副長官は、17日に北京市内で行われた国家新聞出版広電総局の童剛(トン・ガン)副局長と会談で、日中合作映画の製作協定締結を加速させることで合意した。その後萩生田官房副長官は、中国文化部の丁偉(ディン・ウェイ)副部長とも面会し、文化交流を深め日中関係を強化していくことで意見が一致したという。

中国国内では、外国から輸入される映画については配給数に厳格な制限があるものの、合作映画には適用されず、国内映画と同様に扱われる。そのため、日中合作映画の製作協定が締結されれば、日本の映画業界の中国市場進出を促進することになる。

萩生田官房副長官会談で、「君の名は。」が昨年中国でも大ヒットしたことに言及し、「日本映画が中国で上映されることに期待したい」と語ったという。これに対して童剛副局長は、映画を通して相互理解が深まることを希望すると答えたという。(翻訳・編集/山中)

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