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中国脅威の誇張は米国にとって巨大な脅威―米誌

配信日時:2020年6月1日(月) 6時20分
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28日、中国紙・環球時報によると、米誌The Nationが中国の脅威を誇張することは巨大な脅威となるとする記事を掲載した。写真は天安門広場。

2020年5月28日、中国紙・環球時報によると、米誌The Nationが中国の脅威を誇張することは巨大な脅威となるとする記事を掲載した。

同紙によると、記事は、「新型コロナウイルスの直接的な影響が徐々に小さくなっている中で、進歩的な人たちは人種差別や移民改革、気候変動などの緊迫した問題解決に取り組むようになっている」と紹介。しかし、中国の脅威をアフターコロナ時代のターゲットとするならば、その他の方面での進展を阻害する可能性があるという。

その上で記事は、「世界中の人がウイルス、世界経済の悪化、気候変動による災害などの共通の危機に直面している中で、中国の脅威を誇張することはそれ自体が一種の巨大な脅威となる」とし、「なぜなら、世界で最も豊かで強大な2カ国が協力して危険に対処することを阻むものとなるからだ」と論じた。また、トランプ米大統領が「中国との関係を断ち切ることもできる」と述べたことについて、「とても愚かな発言」とし、「密接に協力しないなら、われわれは世界的な疫病との闘いや世界経済の立て直しができず、地球温暖化も避けられなくなる」と指摘した。

さらに、「経済が不安定な中で中国と新冷戦を始めるなら、間違いなく多くの米国人により大きなダメージとなる」と主張。その理由として、「主要なサプライチェーンを断ち切ることになり、太平洋の両岸の投資者と消費者による支出を妨げるものとなるからだ」と分析した。そして、米国のハイテク企業が中国との協力関係をやめるよう強制されるなら、イノベーションは停滞し、価格は上昇すると指摘した。

また、2国間の科学や医療面での協力は重要で、特に今はワクチンと治療法の開発が何より重要であるが、「米国政府は中国をスケープゴートとし、協力してウイルスまん延と闘うための資金提供を拒んでいるため、大きなリスクに直面している」としている。

中でも最大のリスクは、「米国と中国との間の対立激化が戦争に発展する可能性だ」と記事は分析。米中の軍艦がほぼ毎日のように南シナ海で射程内を行き来しており、挑発行為も少なくないと指摘した。米中の緊張や批判し合うことが増加すると、「小さな事件が大事件へと発展するリスクがある」としている。

そして記事は、「これらの巨大な挑戦に立ち向かい、最も重要な問題において進展を得るためにわれわれは、『中国の脅威を吹聴する人たちは米国人の安全と福祉にとって明らかで現実的な危険となっている』と大声で言う必要がある。われわれは共通のリスクについて、中国と協力することで共通の災難を避けることを学ばなければならない」と訴えた。(翻訳・編集/山中)

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