07年の汚職額が4倍以上に増加、汚職官吏の低年齢化が進む―中国

Record China    2008年2月21日(木) 15時10分

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調査によれば、2007年に汚職で裁判を受けた役人の年齢が06年と比べて1.7歳低下、汚職金額は4倍に増加した。汚職事件に関係する金額は平均約3506万元、06年は約835万元だった。写真は反貪汚(汚職)賄賂局。

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2008年2月18日、法制晩報の調査によれば、07年に汚職で裁判を受けた役人の年齢が、06年と比べて1.7歳低下し、汚職に関係する金額は4倍以上に増加したという。

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同紙が行った統計調査によれば、汚職事件は51件。有効サンプル数は49人で、男性が47人、大卒以上が76.5%。06年の統計では、犯罪が最も集中した年齢層は56〜60歳で、全体の32.6%を占めていたが、07年では汚職役人の平均年齢が1.7歳低下して53.3歳になり、汚職の低年齢化が進んだ。

また、汚職事件の平均額は、06年の統計では835万6600元(約1億2500万円)だったが、07年では3506万4300元(約5億3000万円)と4倍以上に増加。収賄金額も、06年の平均約243万4100元(約3650万円)に対し、07年は253万2900元(約3800万円)と、やはり増加傾向にある。

流用金額は、06年の統計では平均4941万5400元(約7億4500万円)、最高額は1億6000万元(約24億円)だったが、07年では平均2億9885万元(約45億円)で、上海社会保険局の元局長が流用した13億元(約196億円)が調査対象中最も大きい金額となった。(翻訳・編集/岡田)

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