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日本はいかにして生活習慣病を予防しているか?―中国メディア

配信日時:2019年6月23日(日) 5時40分
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2019年6月19日、中国西蔵網は、日本の生活習慣病予防の方法について紹介する記事を掲載した。

記事は、生活習慣病の予防として「合理的な食事、適切な運動、禁煙と少量の酒、心の健康バランス」の4つが国際的に認められた「健康4大基礎」となっているが、日本では日本の生活習慣に基づき、日本生活習慣病予防協会が東洋的特徴を持つ「一無、二少、三多」を提唱していると伝えた。

具体的には「一無は禁煙のことだ」と紹介。喫煙によりニコチン、タール、一酸化炭素が体内に入ると身体に悪影響を及ぼすためで、「健康日本21」という取り組みを通して、若者の喫煙ゼロを目指していると伝えた。

「二少」については「少食・少酒のことだ」と紹介。日本では昔から「腹八分目に医者いらず」と言われており、暴飲暴食を控えることを非常に重視していると伝えた。また、1日の塩分摂取は男性8グラム以下、女性は7グラム以下に抑え、食事は腹七~八分目とし、偏食をやめ、よく咀嚼(そしゃく)し、3食を規則正しく取ることを勧めていることや、「3つの白を控える」ように提唱していると紹介。これは「白米・白パン、食塩、砂糖」のことで、過度の摂取を控えるようにと記事は注意を促した。

アルコールの摂取についても、「生活習慣病とアルコールとは密接な関係がある」と記事は指摘。「健康日本21」では、アルコールは1日20グラムの摂取が望ましいとしており、酒に強い人でも1日20グラムに抑えた方が良いとしている。

「三多」とは、「多動・多休・多接」のことだと記事は紹介。具体的には、「多動」とは体を多く動かすことで、1日に20分の歩行を2回、体操・筋力トレーニングを各10分するよう勧めている。「多休」は、休養をしっかり取ることで、6~8時間の睡眠のほか、仕事の合間の休憩、月6日以上の休日、夏休みや年末年始の休暇も必要だとしている。「多接」は、多くの人、事、物に接して創造的な生活をすることで、生活が豊かになり、社会に貢献することで心が若くなるとしている。

記事は、日本の「一無、二少、三多」は東洋的色彩を持つだけでなく、「より実際的で指導的な意義がある」と称賛。例えば、「腹八分目」という概念は「合理的な食事」という考えの不足を補うものだとしている。また、「多休」も「健康4大基礎」では欠如している概念だが、休息は健康にとって非常に重要だと指摘。「多接」についても、健康の社会的属性を体現したもので、家族の情が希薄な西洋と違った東洋的な考えであり、人と人との交流が心と精神の健康に大きく寄与すると称賛した。(翻訳・編集/山中)

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