＜中華経済＞FDIが倍増、投機マネー大量流入か―1月

2008年2月19日、19日付証券時報によると、商務部は18日、中国への外国直接投資額（FDI）が2008年1月、実行ベースで112億米ドルで、前年同月の約2倍に拡大したと発表した。昨年1月は、わずか前年同月比13．86％増で、専門家は、「世界の投機マネーの大量流入を裏付けている」として、当局による景気引き締め策の強化を呼び掛けた。

【その他の写真】

商務部が発表するFDI（実行ベース）の統計は、金融分野が対象外で、銀行、保険、証券業への投資は含んでいない。

金融分野を含むFDIは年間統計のみ発表されており、07年は前年比13．8％増の826億5800万米ドルと、前年比マイナスからプラスに転じた。（翻訳・編集/HI）