中韓FTAから間もなく1年、「韓国の貿易環境は悪化した」―韓国メディア

Record China    2016年12月16日(金) 9時50分

拡大

15日、韓国・聯合ニュースは、中韓自由貿易協定の締結により、韓国の対外貿易環境は悪化したと伝えた。資料写真。

2016年12月15日、韓国・聯合ニュースは、中韓自由貿易協定(FTA)の締結により、韓国の対外貿易環境は悪化したと指摘した。環球時報(電子版)が報じた。

中韓両首脳は15年6月1日、中韓FTAに正式に署名。12月20日に発効した。間もなく発効から1年になるが、韓国メディアは「関税が引き下げられて輸出が減少した」と伝えている。しかし、各種の非関税障壁はなお存在しており、米中貿易摩擦は強まり、韓国の対外貿易環境は次第に悪化している。

今年1月1日には第2次関税引き下げが実施され、中韓とも9割以上の産品について、今後20年かけて段階的に関税撤廃を目指すとした。これを機に韓国の対中輸出は縮小し、今年上半期は1割減となった。韓国製品の中国でのシェアは拡大しているが、輸出額は16カ月連続で減っている。特に第3四半期の落ち込みは激しく、貿易黒字は3年前の半分になっている。(翻訳・編集/大宮)

この記事のコメントを見る

レコードチャイナでは在宅翻訳者コラムニスト中国語ガイドを募集しています。

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携