コソボの独立宣言に深い憂慮、「話し合いで問題解決を」―中国外交部

2008年2月18日、中国新聞網の報道によれば、中国外交部ウェブサイトのニュースで、コソボが現地時間2月17日、一方的な独立宣言を行ったことについて、中国は強い関心を持っていると表明した。

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コソボ問題の解決はバルカン地域の平和と安定、国際関係の基本準則や国連安保理の権威と機能に関わり、中国はこれまで一貫して、セルビア、コソボ双方が話し合いを通じてコソボ問題を解決することこそが一連の問題解決への最短ルートであるとしてきた。

コソボ側がとった一方的なやり方は、今後さらに悪い結果を生むのではないかと中国は見ており、バルカン地域の平和と安定や、コソボの多民族社会成立にとってマイナスとなることは必至だと、中国は深い憂慮を表明。セルビア、コソボ双方に対して国際法の枠組み内での話し合いを通じて解決策を探るよう呼びかけ、国際社会はこの問題について積極的に対応していくべきだとしている。（翻訳・編集/岡田）