上海の「猫王」逝去、1000匹の猫が悲嘆に暮れる―中国

Record China    2008年2月18日(月) 15時35分

拡大

07年暮れ、上海市南匯区の「猫王」と呼ばれた徐凱さんが病気のため、90歳で世を去った。1000匹の猫を養うために、毎月2万円あまりの年金をすべてつぎ込んでいたという。

(1 / 8 枚)

2007年暮れ、上海市南匯区の「猫王」と呼ばれた徐凱(シュー・カイ)さんが病気のため、90歳で世を去った。

その他の写真

学校を創設するなど、戦前は資産家だった徐さんは共産党政権成立後、南匯県(当時)の政協委員を務めるなどした。猫を飼い始めたのは、その職を引退した20年ほど前から。

捨てられた猫を拾い続け、飼い猫が1000匹になった徐さんは、毎月支給される1500元(約2万2500円)の年金をすべて猫のために費やし、専門の家政婦まで雇って猫の世話に明け暮れる晩年を送った。いつしか南匯区では知る人のない「猫王」となった。

主人を失った1000匹の猫たちは、もう帰ってこない主人をいまだ待ち続けるかのように、日々を心細げに過ごしているという。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携