大寒波の弊害ここにも…湖凍結で公園の収益に毎日1万元の損害―陝西省西安市

Record China    2008年2月18日(月) 20時47分

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15日、陝西省西安市の興慶宮公園では、長らく続いた寒波のために湖が分厚い氷に覆われ、遊覧ボートでの収益が見込めない状況に追い込まれた。経済損失は1日当たり15万円。公園職員はあれやこれやの作戦で氷の撤去に臨んでいるが…。

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2008年2月15日、陝西省西安市の興慶宮公園では興慶湖が分厚い氷に覆われ、その撤去のために多くの公園職員が動員されることとなった。

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10万平方メートルの広さをもつ興慶湖は、ボート遊びをする市民で賑う憩いの場。しかし、先月の大寒波襲来以来、分厚い氷に覆われた湖には200艘のボートが浮かぶこともなくなった。大切なかき入れ時である旧正月も湖の凍ったまま迎え、その経済損失は1日あたり1万元(約15万円)にのぼるという。

そこで公園では、興慶湖の水を一度すべて放水し、改めて水を張ることで、水面に張った氷を水底に沈めるという措置を敢行。しかし9万元(約135万円)を投じて行ったこの作戦はやむなく失敗に終わる。再び水面に浮き上がってきた氷塊は、続く寒さで再び凍りついてしまった。

現在でも総面積の半分が凍りついている湖では、スタッフが船に乗ってこまめに氷を砕く作業を行っているほか、凍った湖に侵入し、氷上で遊ぶ市民たちに不慮の事故が発生しないよう、つねに16人の職員がパトロールを行っている。(翻訳・編集/愛玉)

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