「キャプテン・アメリカ」の対抗作?映画「中国隊長」が誕生、ポスターはやっぱり盗作―中国

Record China    2016年12月14日(水) 21時40分

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13日、米スーパーヒーロー映画「キャプテン・アメリカ」を意識した中国映画「中国隊長」から最新ポスターが公開されたが、明らかな盗作でネットユーザーの失笑を買っている。写真は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」。

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2016年12月13日、米スーパーヒーロー映画「キャプテン・アメリカ」を意識した中国映画「中国隊長」から最新ポスターが公開されたが、明らかな盗作でネットユーザーの失笑を買っている。時光網が伝えた。

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人気シリーズ第3弾「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」は中国でも今年5月に上映され、初日だけで興行収入1億7400万元(約29億円)というヒット作になった。中国では「美国隊長」と呼ばれる「キャプテン・アメリカ」について、これに対抗するためか、はたまた人気に便乗したいのかは不明だが、「中国隊長」なる映画が制作中であることが明らかに。公開された最新ポスターを見ると、英語タイトルは「CHINA DUIZHANG」で、「隊長」の部分はなぜか中国語読みなっている。

さらにこの最新ポスターが、ネットユーザーの間で嘲笑の的になっている。と言うのも、海外アーティストRado Javor氏の作品をそのまま拝借してきたのが明らかなため。同氏の作品は廃墟の町に巨大な物体が降りてくる様子が描かれているが、映画ポスターはこの作品に「中国隊長」と思われる男の後ろ姿を付け加えている。

制作側の発表によると、映画は今年5月にクランクイン。若手俳優の鄭暁甫(チェン・シャオフー)が主演し、CGを駆使した作品で、現在は完成に向けて作業が続いているという。

中国のネットユーザーからは「タイトルからしてパクリ臭がすごい」「悪くないポスターと思ったのに、やっぱりパクリか…」「これを『中国映画』と宣伝するのはやめてほしい」「どんなクソ映画か逆に見てみたい」などの声が上がっている。(翻訳・編集/Mathilda

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