謎に包まれたセウォル号当日の朴大統領の行動、執務室にはいなかった?=韓国ネット「本当にすごい国だ」「朴大統領には秘密が多すぎる」

Record China    2016年12月14日(水) 19時40分

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14日、韓国大統領府の金章洙元国家安保室長が、謎に包まれているセウォル号沈没事故当日の朴大統領の行動について、「執務室にはいないようだとの報告を補佐官から受けた」と明らかにした。写真は韓国大統領府。

2016年12月14日、韓国・ニューシスによると、韓国大統領府の金章洙(キム・ジャンス)元国家安保室長が、謎に包まれているセウォル号沈没事故当日の朴大統領の行動について、「執務室にはいないようだとの報告を補佐官から受けた」と明らかにした。

韓国の国会で同日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の友人、崔順実(チェ・スンシル)被告による国政介入疑惑に関する3回目の聴聞会が開かれた。金元国家安保室長は「14年4月のセウォル号沈没事故当日、救助活動の状況に関する報告書を執務室と官邸それぞれに1部ずつ送った」と明らかにし、「私の補佐官である陸軍中佐が自ら執務室と官邸に送った」と説明した。

これに対し、野党「国民の党」のイ・ヨンジュ議員が「通常、急を要する用務の時は大統領の居場所を確認した上で、その場所に報告書を送る。大統領の居場所を確認せずに執務室と官邸の両方に送ったのか」と指摘すると、金元国家安保室長は「そうだ」と認めた。

また、金元国家安保室長は執務室と官邸で報告書を受け取った人について、「執務室はチョン・ホソン元秘書官、官邸はアン・ボングン元秘書官」と明らかにした。しかし、朴大統領がセウォル号の救助活動に関する報告書を受け取ったか否かについては「分からない」と答えた。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「大統領の勤務時間に大事故が発生したのに、大統領の居場所すら分からないなんて…。本当にすごい国だ」

「朴大統領が普段、ちゃんと出勤していなかったということが明らかになった」

「朴大統領には秘密が多すぎる。国民がこんなにも騒いでいるのだから、朴大統領が直接、国民の前で説明するべき」

「朴大統領は昼過ぎまで執務室に出勤していなかった。朴大統領を選んだ51.6%の国民は反省してほしい」

「この国の大統領は一体誰だったのだろう…」

「セウォル号当日に朴大統領を見た人は誰もいない。韓国の大統領は透明人間?それとも超能力者?」

「うそをつくな。朴大統領がすぐ隣で髪のセットをし、美容注射を受けていたことは分かっている」(翻訳・編集/堂本

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