なぜ日本人は心臓・脳血管の疾患が少ない!?この6つの理由を学ぶべきだ―中国メディア

Record China    2020年6月5日(金) 8時20分

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中国国内のハイレベルな医療専門家とメディア関係者でつくる連盟・医聯媒体は2日、「なぜ日本人には心臓・脳血管の疾患が少ないのか?」と題する文章を掲載した。

中国国内のハイレベルな医療専門家と記者らでつくるメディア連盟・医聯媒体は2日、「なぜ日本人には心臓・脳血管の疾患が少ないのか?多くはこの6つのことをよくやっているから 学ぶ価値がある」と題する文章を掲載した。

文章は、「生活レベルの上昇に伴い、近年多くの国で心臓・脳血管の疾患が著しく増加している」とする一方、「ある国は例外だ」として日本を挙げ、その理由として日本人の6つの生活習慣を紹介した。

一つ目は、「納豆をよく食べる」こと。文章は、「なじみのない人もいるかもしれないが、日本では頻繁に目にする食べ物。大豆をわらで包み発酵させた豆製品で、粘り気があり、においが強く、味はかすかに甘みがある」と説明。「日本では老若男女が食べており、血圧の上昇を抑えたり、血栓を溶かしたり、血中脂質を調整したりする効果がある」とした。

二つ目は、「飲食習慣が独特」なこと。文章は、「周知の通り日本は島国であり、全国で海産物が非常に豊富だ。日本人も海鮮を好んで食べており、これらは心臓に一定の良い効果がある」としたほか、「海産物をよく食べることでコレステロールの摂取量も比較的少なく、血管疾患のリスクを下げている」との見方を示した。

三つ目は、「お茶が好き」なこと。文章は、「日本は中国からお茶の文化を学んだとはいえ、お茶に対するこだわりは非常に深く、日本人は日常的によくお茶を飲んでいる。また、粉末にしてスイーツにしたり、調味料として用いたりもしている」とし、「茶葉に含まれるカテキンは心臓・脳血管の疾患に非常に有効な成分だ」とした。

四つ目は、「食材の調理方法」だとした。文章は、「多くの西洋の国では食材を焼いたり揚げたりすることが多く、中国でも炒めることが多い。これらはいずれも油を多く使うもので、摂取し過ぎると体に害を及ぼす」と指摘。一方、日本については「やや特殊」だとし、「蒸したり煮たりする料理が多く、血管疾患のリスク低下につながっている」と分析した。

五つ目は、「よく歩く」こと。文章は、「日本は児童教育に特に力を入れている国で、幼いうちから子どもに運動を習慣づけている。中でもウオーキングはよく行われていて、日本は公共交通機関が発達しているがあえて徒歩で移動する人も多い。こうして、徐々に健康な生活習慣が身に付いていく」と説明した。

六つ目は、「減塩」だ。文章は、「塩分を摂りすぎることでも血管疾患、特に高血圧になりやすい」とし、「日本は海に囲まれた国だが、塩分の摂取には非常に気を遣っており、日ごろからあっさりしたものを食べている」とした。

文章は最後に、「まとめると、日本の多くの生活習慣を学ぶべきだということだ。生活の中で良い習慣をつくり、健康に対する意識を持つことで、心臓・脳血管の疾患の発生率を下げることができる」と論じた。(翻訳・編集/北田

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