ウガンダで中国人の偽装結婚が流行、違法滞在増加も開き直る中国企業―米メディア

Record China    2016年12月9日(金) 23時10分

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8日、ウガンダで中国の投資が経済成長の原動力となっているが、その一方でさまざまな弊害も指摘されている。写真はウガンダ。

2016年12月8日、環球網によると、ウガンダで中国人男性の大量流入と現地女性との偽装結婚が問題となっている。

米ビジネスメディア・クォーツは7日、ウガンダ在住中国人の問題を取り上げた。過去10年、中国のアフリカ投資は急成長を続けている。2014年、2015年とアフリカ東部に対する対外調節投資の約半分は中国の出資だった。現地経済成長の原動力となっているが、その一方でさまざまな弊害も指摘されている。

弊害の一つが偽装結婚だ。ウガンダでの居住権を求めて本来は夫婦関係にない現地女性と入籍する事例が多発している。当局は面接によって偽装結婚と確認された場合、中国人男性を国外退去処分としている。しかし現地女性が子どもを産んでいるケースまであり、対策が難しいのが現状だ。オーバーステイの違法滞在者も多く、政府は取り締まりを強化している。

先月にはウガンダの議員が中国高速道路建設事業を受注した中国交通建設公司の担当者を呼び出し、違法滞在の中国人労働者について質問した。中国交通建設公司の仲衛東(ジョン・ホンドン)総経理は「中国はアフリカ諸国の発展を支援してきた。受け入れないというなら援助は停止する。われわれのプロジェクトを停止してもよい」と強硬姿勢を示したという。(翻訳・編集/増田聡太郎

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