日本の警官が市民にひざまずく理由に、中国ネット「これがまさに最低限の尊重」「天皇陛下もひざまずいて…」

Record China    2016年12月9日(金) 10時10分

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8日、中国のポータルサイト・今日頭条に、日本の警官のある様子を紹介した動画が掲載された。資料写真。

2016年12月8日、中国のポータルサイト・今日頭条に、日本の警官のある様子を紹介した動画が掲載された。

動画は、日本の警官が椅子に座る市民の前にひざまずいて話を聞いている様子を紹介したもので、「日本の警官がひざまずくのを見るのは初めてではない。日本では、交通警察がひざまずいてドライバーや子どもに話しかけるのを見ることができる。珍しくない光景だ」としている。

続けて、「ではなぜ日本の警官はひざまずくのか」と疑問を提起し、その答えとして日本のベテラン警官の「低い位置にいる相手に威圧感を与えないように同じ目線で話をする」という言葉を紹介。「日本の警察はひざまずくことによって相手への尊重を表している」と解説している。

中国では「男の膝下には黄金がある」とも言われ、よほどのことがない限り膝を地面につくことはない。この動画に対して、ネットユーザーからは「これは日本人の生活習慣であって、尊重しているのではない」「日本で大地震が起きた時、天皇陛下もひざまずいて被災地の人と交流していた」と文化や習慣の違いによるものだという声や、「日本人には確かに学ぶところが多い」「これがまさに最低限の尊重というもの。職業の上に人間性がある」と評価する声も寄せられている。

動画はまた、「いつもひざまずいているわけではなく、犯罪者を相手にする時には毅然と対応することもある」としながらも、「可能な限り粘り強く犯人を説得し、決して安易に発砲したりはしない」とし、すぐに銃を取り出す米国の警官と比較して、「日本の警官の解決方法はより温和である」と紹介している。(翻訳・編集/北田

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