日本人の韓国旅行がソウルにばかり集中するのはなぜ?=韓国ネットがその理由を分析

Record China    2017年4月15日(土) 9時30分

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12日、オンライン旅行販売大手のエクスペディアが過去2年間のビッグデータを分析、訪韓日本人と訪日韓国人の旅の仕方について比較した結果を公表した。写真はソウル。

2017年4月12日、オンライン旅行販売大手のエクスペディアが過去2年間のビッグデータを分析、訪韓日本人と訪日韓国人の旅の仕方について比較した結果を公表した。

これによると、韓国人旅行者が都市を中心に日本のさまざまな土地を訪れているのに対し、訪韓日本人旅行客の大半がソウルに集中していた。具体的には、韓国人の訪問地は多い順に大阪(25%)、沖縄(20%)、東京(20%)、福岡(10%)、京都(10%)。一方、日本人の訪問地はソウルが75%で大多数を占め、次に多い釜山(プサン)が15%、次いで仁川(インチョン)、済州島(チェジュド)各5%だった。

また、韓国人客の旅先として人気が特に上昇しているのは温泉が有名な大分で、2016年の韓国人旅行者が前年と比較し270%増加、このほか札幌(100%増)、東京(40%増)などの注目度が高いことが分かった。反対に訪韓日本人の旅先で注目度がアップしたのは釜山で、16年の数値は前年と比較し55%の伸びとなった。済州島と仁川はいずれも同期間で35%、ソウルは15%の伸びだった。

この結果を受け、韓国のネットユーザーからは「日本は地方都市でも見たり遊んだりできる所が多い。韓国の地方は散々な状態だから行く方がおかしい」「日本は田舎もいいんだよね。別府に行ったけど、ものすごい田舎なのに環境のいい観光地だったよ」「韓国は地方に何もないんだから行くわけない。ぼったくりにこじつけのイベントだらけで、見るものなんかないじゃないか」など、日韓を比較し原因を指摘する声が寄せられている。

また、「皆がこぞってなぜ日本に旅行に行くのか、一度考えてみるべきだ」「旅行は自然と文化。韓国はどちらも貧弱だということ」「韓国も日本のように、地方と都市のバランスのとれた発展と保存が必要」「韓国の地方は建物がいけないと思う。看板だらけで自然の美しさが台無しだ」など韓国観光業界の変化を求める指摘も。

そして、「ソウルを見れば韓国に行ったも同じ」「当然だよ。韓国はまだ後進国なんだし」「これを読んでる君たちだって、韓国の地方に行かないでしょ」「この違いはどうしようもない。日本の地方都市に行けばすべてが分かる」と達観したようなコメントもあった。(翻訳・編集/吉金

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