花火倉庫の大爆発でM1.1級の“地震”、責任者を拘束―広東省仏山市

Record China    2008年2月15日(金) 15時14分

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15日、広東省仏山市にある花火と爆竹を保管する倉庫が爆発炎上し、2人の負傷者を出した。この爆発でマグニチュード1.1の地震に相当する揺れが観測された。

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2008年2月15日、香港の文匯報によれば、14日午前3時25分頃、広東省仏山市の倉庫で2万箱近い花火と爆竹が爆発し、重さ100kgあまりの鉄骨が周囲数百mにおよび飛散。半径2kmにわたり爆発の影響が出たそうだ。現地メディアによれば、この爆発でマグニチュード1.1程度の地震に相当する揺れが生じたという。この事故で2人の負傷者が確認されている。中国新聞網が伝えた。

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調査によれば、事故が起きた倉庫は仏山粤通倉庫運輸有限会社の所有する7号倉庫。同社は現地に広さ約11万5000平方メートル、全20棟の倉庫を設けており、この爆発で全倉庫の3分の2あまりが炎上し消失した。爆発当時、湖南や江西などで生産された約1万5000箱の花火と爆竹が保管され、三水港から積み出しを待っていた。中国で生産される花火と爆竹の大半が同港から輸出されている。

事故当時、爆発の勢いはすさまじく、駆けつけた消防員も爆発が収まるまでは近づくことすらできない状態だったという。爆発が起きた原因は未だ不明。倉庫の責任者はすでに拘束され、事故当時当直していた警備員とともに警察による取り調べを受けている。(翻訳・編集/岡田)

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