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14日、中国のカード決済会社・銀聯は旧正月期間の海外での銀聯カード使用状況を発表。使用回数は前年比44.5%増の54万件、使用額は42.6%増の16億元(約240億円)と大きな成長を見せた。資料写真。
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2008年2月14日、中国のカード決済会社・銀聯は旧正月期間の海外での銀聯カード使用状況を発表した。使用回数は前年比44.5%増の54万件、使用額は42.6%増の16億元(約240億円)と大きな成長を見せた。中国新聞社が伝えた。
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銀聯は2002年に中国の主要銀行が共同出資して設立した会社で、中国大陸で広く普及している。中国ではクレジットカードと呼ばれているが、通常のクレジットカードと違い与信機能がなく使用すると即座に口座から引き落とされるデビットカード方式が取られている。中国だけではなく世界的に普及しつつあり、現在では海外26か国で使用が可能。日本でも中国人観光客の増加とともに使用可能な場所が増えている。
海外だけではなく大陸でのカード使用量も大きく成長した。春節期間の使用回数は前年比49.7%増の6640万回、使用額は294億元(約4410億円)となっている。銀聯の統計によると、主に外食、スーパー、家電販売店、娯楽施設で利用されている。(翻訳・編集/KT)
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