韓国競泳金メダリストのドーピング事件、崔順実被告の陰謀か=韓国ネット「毎日が衝撃の連続」「キム・ヨナに金メダルを取らせなかったのも…」

Record China    2016年12月5日(月) 19時10分

拡大

4日、韓国メディアによると、韓国競泳男子のパク・テファンを選手生命の危機に陥れたドーピング事件に、国政介入事件で逮捕された崔順実被告が関わっていたとの疑惑が持ち上がった。写真は国政介入事件に抗議するソウルのデモ。

2016年12月4日、韓国・チャンネルAなどによると、韓国代表として五輪で金メダルを獲得するなど大活躍をしながらも禁止薬物を使用し競技団体などから制裁を受けていた競泳男子のパク・テファンをめぐり、韓国検察が捜査を始めた。パク選手を選手生命の危機に陥れたドーピング事件に、国政介入事件で逮捕された崔順実(チェ・スンシル)被告が関わっていたとの疑惑が提起されたのだ。

疑惑は、パク選手側の関係者がこのほど検察の特別捜査本部に対し、パク・テファンが男性ホルモン注射を打った経緯に崔順実被告との関連があったかどうかを捜査するよう求めたことから持ち上がった。

パク・テファンは13年10月、芸能人やスポーツ選手、富裕層らを病院に紹介し手数料を取る「VIP専門ブローカー」だったA氏を通じ問題の病院を紹介され、約1年にわたり数千万ウォン(1000万ウォン=約97万円)相当の無料診療を受けていた。パク・テファン側は、A氏と同病院の医師に崔被告とのつながりがあったのではないかと疑惑を抱いている。

14年7月、同病院の医師から男性ホルモン注射を処方されたパク・テファンは、同年9〜10月に開催された仁川アジア競技大会前のドーピング検査で禁止薬物の使用が認められ、国際水泳連盟(FISA)から資格停止処分を受けたほか、今年8月のリオデジャネイロ五輪出場も危ぶまれた。医師は、パク・テファンがドーピング検査への影響を懸念していたことを知りながら何ら説明をすることなく投薬したなどとして、医療法違反で罰金刑を受けている。一方、パク・テファンが土下座して辛うじて出場権を得たリオ五輪をめぐっては、金鍾(キム・ジョン)前文化体育観光部次官がパク・テファンに五輪を放棄するよう脅迫していた疑いで捜査が進められている。

報道を受け、韓国のネットユーザーからは多数のコメントが寄せられた。

「韓国でスポーツ界のスターが出るのは奇跡。腐った国だ」

「鳥肌が立つ。パク・テファンが『知らずに打った』と言ってた時はずいぶんずうずうしいと思ったけど、今になってみると本当に知らなかったのかもしれない」

「初めから何かの陰謀じゃないかとは思ってたけど、また崔順実なのか?」

「いったい終わりはどこにある?毎日が衝撃の連続だよ」

「そんなことあるわけがないと思いたいけど、崔一家ならやりかねないというのが現実」

「もしこれが事実なら、崔順実をパク・テファンの前で土下座させて公開謝罪させよう」

「ソチ五輪の時もキム・ヨナを押さえつけてロシアに金メダルを取らせるように、順実がさせたんじゃないか聞いてみて」

「パク・テファンが崔順実の犠牲だったとしたら、今まで誤解してた。ごめんよ」

「崔順実事件の最大の被害者はパク・テファン選手だ。韓国の英雄、マリンボーイを応援する」

「韓国全体を食いつぶそうとしてたんだな」(翻訳・編集/吉金

この記事のコメントを見る

中国富裕層向けの「オーダーメイドツアー」を展開予定!
中国語堪能でガイド資格をお持ちの方を大募集!詳細はこちら

中国や韓国の専門知識を生かしませんか?
レコードチャイナではコラムニストを募集しています。
どしどしご応募ください!応募はこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携